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二見時代小説文庫

しぐれ迷い橋

柳橋ものがたり 6

著:森 真沙子
絵:蓬田 やすひろ

紙版

内容紹介

苦労してるのは、わたしばかりじゃない。自分も腹を括ろう!

人気絶頂の噺家三遊亭圓朝、何もかも放り出したい気分でいたが、幕臣で粋人中の粋人成島柳北の姿を見て…。
(第四話「しぐれ迷い橋」)
5つの謎と事件の行方…重版の快シリーズ第6弾!


成島の殿様こと成島柳北は一月前に騎兵頭を辞め外国奉行に。
れっきとした幕臣ながら柳橋では誰もが知る粋人中の粋人。
人気絶頂の噺家三遊亭圓朝は人には言えぬしこりをかかえていた。
だが、あの柳北が今、政治のはざまで苦労を強いられていると知
り、心が少し軽くなった気がする。散々な目に遭っているのは、自分ばかりじゃないのだと。
(第四話「しぐれ迷い橋」)


◆ 著者について
森 真沙子 もり・まさこ
奈良女子大学文学部卒業後、雑誌、週刊誌の記者を経て1979年『バラード・イン・ブルー』で第33回小説現代新人賞を受賞し、文壇デビュー。
以後、近代史や現代史に材を採ったミステリー作品で活躍し、近年では中世、古代史にも範囲を広げ、歴史推理や歴史伝奇作品を精力的に発表している。


◆ 好評既刊
時雨橋あじさい亭 全 3 巻
箱館奉行所始末 全 5 巻
日本橋物語 全 10 巻

( いずれも二見時代小説文庫 )

著者略歴

著:森 真沙子
森 真沙子 もり・まさこ
奈良女子大学文学部卒業後、雑誌、週刊誌の記者を経て1979年『バラード・イン・ブルー』で第33回小説現代新人賞を受賞し、文壇デビュー。
以後、近代史や現代史に材を採ったミステリー作品で活躍し、近年では中世、古代史にも範囲を広げ、歴史推理や歴史伝奇作品を精力的に発表している。

ISBN:9784576210322
出版社:二見書房
判型:文庫
ページ数:304ページ
定価:658円(本体)
発行年月日:2021年03月
発売日:2021年02月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ