双葉文庫
十津川警部 哀しみの吾妻線
著:西村京太郎
紙版
内容紹介
隅田公園の公衆トイレで弁護士の磯村圭吾の射殺体が発見された。捜査を始めた十津川は、一週間前静岡市清水区で毒殺されたコンビニ経営者夫妻が、磯村弁護士の名刺を所持していたことをつかむ。さらに、二週間前に長野で起こった刺殺事件に注目。いずれの事件も水曜日に発生していた。しかし十津川は、捜査方針をめぐり上司と対立し窮地に陥る。やがて、被害者たちが吾妻線沿線の出身者と判明し、その陰に闇社会の大物の名も浮上してきたが…?