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マンガでわかるハーバード流交渉術【四つの原則篇】

原案:ロジャー・フィッシャー
原案:ウィリアム・ユーリー
原案:ブルース・パットン

紙版

内容紹介

全世界累計1300万部! 刊行から40年以上経ったいまでも、
第一線のビジネスパーソンから「交渉術の聖典」として、
愛読されている名著が遂に待望のマンガ化!

「好むと好まざるとにかかわらず、あなたは交渉者だ」

原著者の言葉にもあるように、ビジネスシーンであれ国と国の交渉であれ、はたまたデートで「動物園に行くか、映画を観るか」を話し合う時であれ、私たちの日常は「交渉」に溢れています。
そんな時に、納得のいかない結論にモヤモヤしたり、逆に、交渉では「勝った」ものの恨みをかったりしていませんか? こうした交渉にまつわる“落し穴”を避けて、確実に成功を掴むためのメソッドを、世界で初めて体系化したのが『ハーバード流交渉術(原題/Getting to YES)』です。

この世界的名著をマンガ化し、主人公の成長物語とともにハーバード流交渉術のエッセンスを学べるように仕立てたのが『マンガでわかるハーバード流交渉術【四つの原則篇】』です。
タイトルにもあるように、上巻にあたる本作では、ハーバード流交渉術の「基礎」ともいうべき「四つの原則」、
●第一原則「人」:人と問題を切り離す
●第二原則「利益」:条件や立場ではなく利益に注目する
●第三原則「選択肢」:お互いの利益に配慮した複数の選択肢を考え出す
●第四原則「基準」:あくまで客観的基準に基づく解決にこだわる
をひとつひとつ、ストーリに沿って紹介していきます。

 これまで「絶対読むべき本だけど、時間が無くて……」とか、「活字で読むのは正直苦手」とか、敬して遠ざけていた皆さんも、あるいはネットで拾い読みして「なんとなくわかった……かも?」と理解に自信がなかった皆さんも、物語の中に入り込んで、主人公・三芳ゆいと一緒に学んでいけば、きっとしっかり身に付くはずです。

 また、この【四つの原則篇】に続く、【逆転の切り札篇】ではハーバード流交渉術の第五の原則ともいうべき、「BATNA(交渉決裂の際のベストな行動)」を中心にじっくり紹介しますので、ぜひご期待ください。

著者略歴

原案:ロジャー・フィッシャー
ハーバード大学名誉教授。第二次大戦後のパリでマーシャルプランの策定に関わり、ワシントンD.Cの法律事務所で数々の訴訟や国際紛争に携わる。1979年、ハーバード大学ロースクールにハーバード交渉学研究所を設立。交渉学を体系化し多くの教え子を育てる。そこでの研究を元に1981年『GETTING TO YES』を刊行。その後も交渉学の泰斗として研究をけん引。国際紛争などにも的確な助言を与えてきた。2012年、逝去。
原案:ウィリアム・ユーリー
ハーバード交渉学研究所の共同創設者。大学で人類学、言語学、古典学を学び、ハーバード大学では社会人類学の博士号を取得。1979年にフィッシャーと共にハーバード交渉学研究所を設立。労使紛争から戦争、地域紛争に至るまで35年以上にわたり調停役や交渉の助言を与えてきた世界で最も有名なネゴシエイターの一人。
原案:ブルース・パットン
ハーバード交渉プロジェクトの共同創設者。交渉学研究所では上級管理者向けの交渉プログラムなどを指導。1984年には交渉に関するコンサルティングおよび指導を行うConflict Management Inc.や社会的関心事の対立解消に取り組むNGOも共同設立。1997年には同僚4人と共に、戦略的交渉とマネージングをサポートするコンサルティング会社Vantage Partners LLCを設立している。

ISBN:9784575316650
出版社:双葉社
判型:4-6
ページ数:224ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2021年10月
発売日:2021年10月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB