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PHP文芸文庫

鯖猫長屋ふしぎ草紙(十一)

著:田牧 大和

紙版

内容紹介

「可愛くて不思議でちょっぴり生意気な猫の魅力がてんこ盛りです」――宮部みゆきさんも推薦の人気シリーズ最新刊。
魚屋の貫八が、画描きの拾楽に助けを求めてやってくる。なんでも、昔世話になった恩人のお延が、「飲むと肌が白くなる水」という怪しげな儲け話に嵌まっているというのだ。
人のいい貫八が巻き込まれる、と察した拾楽は、江戸最強の猫サバを連れてお延が住む家へと向かう。
そのとき、突然、不吉な気配を濃厚に纏う「あの男」が現われた。何を企んでいるのか――不審に思う拾楽だが、そこにもう一人、暑苦しい「役者」も登場し……。
根津権現にほど近い「鯖猫長屋」が舞台。シリーズ累計48万部になる大好評「大江戸謎解き人情ばなし」第十一弾。
文庫書き下ろし。

著者略歴

著:田牧 大和
東京都生まれ。2007年、小説現代長編新人賞を受賞。『花合せ』と改題した受賞作で、作家デビュー。著書に、「鯖猫長屋ふしぎ草紙」「濱次お役者双六」「藍千堂菓子噺」「錠前破り、銀太」「縁切寺お助け帖」の各シリーズ、『陰陽師 阿部雨堂』『かっぱ先生ないしょ話 お江戸手習塾控帳』『紅きゆめみし』『大福三つ巴 宝来堂うまいもん番付』『古道具おもかげ屋』などがある。

ISBN:9784569904030
出版社:PHP研究所
判型:文庫
ページ数:304ページ
定価:820円(本体)
発行年月日:2024年04月
発売日:2024年04月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ