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PHP新書

データ立国論

著:宮田 裕章

紙版

内容紹介

●今こそデータの力で、日本の「停滞と分断」を乗り越えよ!
●新しい民主主義の形をつくる「データ共鳴社会」のグランドデザイン

 昨今データを活用した社会の在り方が各所で議論されているが、中央集権的なディストピアの到来を危惧するなど、不安の声も根強い。

 しかし、LINE×厚生労働省「新型コロナ対策のための全国調査」などに携わり、データサイエンティストとして科学を駆使した社会変革に挑む著者は、データは「価値=貨幣」というこれまでの大前提を覆し、多様な価値が交換可能になる「産業革命以来の大変化」をもたらすと言う。
 したがってむしろデータは、人々を経済合理性至上主義から解放し、多種多様な価値観が共存する「新たな民主主義の礎」を築くと語る。

 そこで本書では、この「データ共鳴社会」の未来図について、様々な事例をもとに解説。読めば、ポスト資本主義における、データ社会のグランドデザインが見えてくる!

著者略歴

著:宮田 裕章
慶應義塾大学医学部教授

ISBN:9784569849300
出版社:PHP研究所
判型:新書
ページ数:232ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2021年03月
発売日:2021年03月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UD