PHP新書
そして日本経済が世界の希望になる
著:ポール・クルーグマン
訳:大野 和基
監:山形 浩生
紙版
内容紹介
「日本人が耳を傾けなかった天才・鬼才のアイデア」浜田宏一氏(イェール大学名誉教授)「アベノミクスの未来は本書のなかにある!」宮崎哲弥氏(評論家)▼▼アベノミクスによって日本経済の風景は一変した。黒田東彦日本銀行総裁による「異次元の金融緩和」は人びとの度肝を抜いたが、その黒田日銀が打ち出す「2年間で2パーセントの物価上昇」というインフレーションターゲットを最初期に提唱した人物こそ、ノーベル賞経済学者であるポール・クルーグマン氏である。▼バブル崩壊以降、政府・日銀の無為無策をクルーグマン氏は痛烈に批判しつづけた。1998年の論文「It’s Baaack!」で示された処方箋を15年越しでいま、「アベノミクス」という政策で日本が実践している。自らの申し子ともいえるアベノミクスをクルーグマン氏はどのように評価しているのだろうか。▼「失われた20年」は人為的な問題であり、デフレ期待がいかに悲惨な結末をもたらすか。論議を呼んでいる「中央銀行の独立性」をどう考えればよいのか。そうした本質論はもちろん、「インフレ率2パーセント達成後の日本」をもクルーグマン氏は大胆に見通す。そこで日本の財政、株価、人びとの暮らしはどう変わる
ISBN:9784569814780
。出版社:PHP研究所
。判型:新書
。ページ数:308ページ
。定価:800円(本体)
。発行年月日:2013年09月
。発売日:2013年09月13日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCZ。