出版社を探す

PHPサイエンス・ワールド新書

有害化学物質の話

農薬からプラスチックまで

著:井田 徹治

紙版

内容紹介

いま子どもたちが手にしている各種のプラスチック製品をはじめ、居間や食卓、トイレやお風呂まで、私たちが想像する以上に生活の身近なところに、有害な化学物質があふれています。最近の母親とその子どもたちの研究から、胎児や乳幼児などは化学物質への感受性が高く、ぜん息やアレルギー、運動面や精神面の発達への障害が危惧されています。▼■テレビやパソコンの難燃剤が危ない!▼■カーテンやカーペットにも、臭素系の難燃剤が使われている▼■室内の「ほこり」にも、臭素系のダイオキシンが見つかる▼■フライパンやレインコートに、有機フッ素化合物が▼■哺乳瓶や食器に、ビスフェノールAが▼■建材や家具の接着剤に、揮発性有機物質が▼■家庭菜園ではネオニコチノイド系の殺虫剤が▼■世界の海に流れ出すプラスチックごみ、そして「環境ホルモン」▼二十数年間、こうした問題の最前線を追いかけてきた記者が、地球の生態系と人間の健康を脅かす有害化学物質の現在と真実を、生き生きと描き出す。

ISBN:9784569814681
出版社:PHP研究所
判型:新書
ページ数:320ページ
定価:940円(本体)
発行年月日:2013年09月
発売日:2013年09月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TQ