PHP新書
憲法問題
なぜいま改憲なのか
著:伊藤 真
紙版
内容紹介
民主党政権時代に自民党が発表した「日本国憲法改正草案」の最も本質的な問題は、9条案や96条案よりもむしろ102条案にある。「全て国民は、この憲法を尊重しなければならない」。憲法とは国民ではなく国家を縛るものであるとする「立憲主義」とは正反対の考え方なのだが、改憲案には他にも「家族助け合い義務」を課すなど、憲法の本義から外れた条項が散見される。▼本書はカリスマ塾長の異名をとる著者が、自民党改憲案を検証した上で、憲法の本質を歴史的な観点からわかりやすく解説。96条には民主主義ならではの危険を避ける意図があること、9条が変わるとどうなるかについても言及。▼(その他の内容)■公務員の権利は制限されていいのか ■憲法九条はマッカーサーの押しつけだったのか ■地方自治を保障した現憲法は先進的だった ■ヒトラーを生んだワイマール憲法
ISBN:9784569813318
。出版社:PHP研究所
。判型:新書
。ページ数:256ページ
。定価:760円(本体)
。発行年月日:2013年07月
。発売日:2013年07月12日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LND。