PHP新書
この国はなぜ被害者を守らないのか
子ども被災と薬害エイズ
著:川田 龍平
紙版
内容紹介
日本中が団結し、国家を動かした薬害エイズ裁判からもうすぐ20年。当時、初めて実名を公表し、原告として闘った川田氏は、社会を変えるには政治しかない、と国政の場に立った。しかし東日本大震災のなかで彼がみたのは、あのときから何も変わらないこの国の姿だった。▼放射能の被害から子どもを救うため、超党派で成立させた「子ども・被災者支援法」に、なぜ国は予算をつけないのか。そこには利益のため、いのちが簡単に切り捨てられるカラクリがある。▼時代は変わるのではなく、変える――。日本の未来を担う「子ども」を守り抜くために、私たちができることとは?▼プロローグ いちばん守りたいものは何ですか?▼第1章 薬害、公害、原発事故。すべては同じ根っこから▼第2章 立法の場に挑む▼第3章 いのちを守れ!▼第4章 いのちを守る法律はこうしてつくられた▼第5章 政治家の動かし方▼エピローグ 未来を生きるすべての子どもたちへ
ISBN:9784569813219
。出版社:PHP研究所
。判型:新書
。ページ数:176ページ
。定価:800円(本体)
。発行年月日:2013年06月
。発売日:2013年06月14日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS。