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中国外交 苦難と超克の100年

著:朱 建栄

紙版

内容紹介

日中国交回復40周年記念企画。▼アヘン戦争、日清戦争を経て、辛亥革命から100年──歴代政権が苦闘した「負の遺産」とその超克を「中国近代史の継続性」を重視する立場から描いた問題作。▼いまや世界第2位のGDPをもつ「経済大国」、国連安全保障理事国P5の一員である「外交大国」、世界第2位の国防予算をもち核兵器を保有する「軍事大国」に変身した中国にとって、「責任ある大国」に成長する過程は、中国近代史100年来の転換点であり、中国自身も戸惑わざるを得ない「外交革命」だ。▼清朝末期の屈辱的な外交経験に始まり、日清戦争という「最後の一撃」をくらって清朝が瓦解、かわって孫文・袁世凱が打ち立て共和国が背負った「負の遺産」、そして蒋介石による対日戦争の「史上空前の勝利」を経て、毛沢東・鄧小平が共産中国を超大国に押し上げるまで、中国の政治リーダーたちが共有した苦悩の歴史を「近代史研究のタブー」を超えて描き出す。

ISBN:9784569806624
出版社:PHP研究所
判型:B6変
ページ数:216ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2012年09月
発売日:2012年09月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPS