[新訳]読書について
知力と精神力を高める本の読み方
著:ショウペンハウエル
編・訳:渡部 昇一
紙版
内容紹介
書籍、雑誌、新聞、ネット……。現代社会はまさに情報が氾濫している。ショウペンハウエルが憂いた、良書を見つけるのが極めて難しい時代である。▼「読書する人は、自分で考える能力をしだいに失ってゆく」▼「非読書術」まで説いた、ショウペンハウエルの真意はどこにあるのか。▼稀代の読書家であり、現代の碩学が、ショウペンハウエルの人生と考え方からその真意を解説し、自らが身につけてきた「知的読書法」を紹介する。▼本書は、考える力を養うための、書物との付き合い方である。▼若人よ、恐れるな。本は頭脳となり、生きる指針となる。