こまってしもうた 忘れてしもうた
著:安藤 りつ
紙版
内容紹介
老人介護の問題は、高齢化が進むにつれ誰もが無視できない問題になっています。▼有料老人施設に入るには高額な入居料がいるし、保険のきく特別養護老人施設は、42万人の入居待ちといわれています。▼季節も家族も忘れてしまった認知症の高齢者は、虚像の世界を生きています。その虚像はおうおうにして介護する側を苦しめます。また、下の世話が加われば、とても自宅で気安く介護することは難しくなるでしょう。▼本書は有料老人介護施設でヘルパーとして働く著者の介護体験記です。何も知らない私たちから見ると、その現実は信じられないことが山のように起こります。まさに修羅場です。一方で、認知症の老人だからこそと思える優しいぬくもりにも接します。▼この現実は明日のあなたかもしれません。悲喜こもごもの現実から、私たちの生き方、死に方まで見えてきます。▼あなたの家族に介護が必要になる前に読んでおきたい本です。
ISBN:9784569792101
。出版社:PHP研究所
。判型:4-6
。ページ数:208ページ
。定価:1400円(本体)
。発行年月日:2010年10月
。発売日:2010年10月26日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS。