芸術都市の誕生
著:樺山 紘一
著:田中 英道
著:松田 義幸
紙版
内容紹介
本書は平城遷都一三〇〇年を記念し、芸術都市を考える上でフィレンツェをモデルとしたダンテ・フォーラムを、第一部「世界遺産モデル・フィレンツェ」と第二部「ダンテ&ミケランジェロの芸術案内」として再編纂したものである。そして、第三部「世界遺産フィレンツェに学ぶ」を書き加え、歴史を踏まえながら、芸術・文化・言語・アイデンティティなど、多面的に都市の様相を捉えることにより、観光立国を目指すこれからの日本の世界遺産戦略を考える。▼ダンテ、ミケランジェロ、ジョット、国中連公麻呂、将軍万福など……東西の巨匠たちが築き上げた“芸術都市”のグランドデザインから、ユネスコが提唱する「世界遺産プロジェクト」を読み解く。▼本シリーズ(9)『芸術都市の創造』の続編であり、エンゼル叢書発として、「地球市民・地球社会」の立場からソフトパワー政策を実現するための「芸術都市――アテネ・奈良・フィレンツェ」構想を提言する一冊である。
ISBN:9784569778341
。出版社:PHP研究所
。判型:4-6
。ページ数:278ページ
。定価:1400円(本体)
。発行年月日:2010年06月
。発売日:2010年06月01日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AGA。