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秋山好古と秋山真之

著:楠木 誠一郎

紙版

内容紹介

日露戦争を勝利に導いた兄弟がいた。司馬遼太郎著『坂の上の雲』の主人公となった秋山好古と真之兄弟である。世界最強のロシア騎兵を防ぎ、戦史に名を残す激戦を繰り広げ、「日本騎兵の父」と称えられた兄・秋山好古、日本海海戦で無敵と言われたバルチック艦隊を破る秘策を立て、名将・東郷平八郎から「智謀湧くが如し」と賞賛された弟・秋山真之。▼しかし、これまで『秋山好古』『秋山真之』、それぞれの伝記・評伝はあったが、二人の生涯を同時に、そして詳細に追った本は、あまり書かれていない。本書では、国家存亡の危機を救った好古・真之兄弟、その二人の活躍と人間的魅力をエピソード中心に並列して描ききる。▼正岡子規、東郷平八郎、広瀬武夫、大山巌、児玉源太郎、乃木希典など、明治という激動の時代を生きた魅力ある人物たちが登場。ドラマや小説ではなかなかわからない秋山兄弟の素顔や日露戦争の詳細がよくわかる一冊。

ISBN:9784569772653
出版社:PHP研究所
判型:4-6
ページ数:320ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2009年09月
発売日:2009年09月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB