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PHP文庫

今こそ知っておきたい「災害の日本史」

白鳳地震から東日本大震災まで

著:岳 真也

紙版

内容紹介

『日本書紀』に詳細に記述された684年の白鳳地震から、2011年の東日本大震災まで、甚大は被害をもたらした地震・噴火・津波・台風は、長くて数十年、早ければ数年刻みで日本列島を襲ってきた。しかし日本人は、どのような厳しい状況を経ても必ず立ち直り、歴史の歯車を前に回してきた。▼ただしっかりと立ち直るかわりに、大きな問題点も抱え込みがちになる。「忘却」である。前回の教訓を次に生かすことなく、「人災」のようなかたちで被害を拡大してしまうのだ。すると社会や政治体制に大きな変革が起こり、歴史は大きく激動しながら展開を始めていく。▼「豊臣政権にとどめを刺した直下型の巨大地震」(慶長伏見地震・1596年)など、日本史上の主な災害を「災害の状況」「時代の概況」「災害の影響とその後の社会」の3項目で時代を追って解説した本書は、まさに歴史に学び「災害と人間」を考える上での好著といえる。640頁の渾身の書き下ろし。

ISBN:9784569760285
出版社:PHP研究所
判型:文庫
ページ数:640ページ
定価:933円(本体)
発行年月日:2013年06月
発売日:2013年06月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ