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「史記」の人生訓

司馬遷の世界にみる処世の知恵

著:村山 孚

紙版

内容紹介

『史記』は、司馬遷が編纂した歴史書ではあるが、その実、人間の生き方と乱世に処する知恵がつまっている。扱われている時代は、三皇伝説、五帝伝説から始まり、夏王朝、殷王朝、周王朝、春秋時代、戦国時代、秦帝国、漢帝国。また「太公望」、「始皇帝」、天下を争った「項羽」と「劉邦」、股くぐりの「韓信」などの政治家・軍人、「老子」「孔子」などの諸子百家から悪女まで、多彩な登場人物や事件によって、中国の古典思想が裏づけられている。「負けるが勝ちの天下取り」「孫子の競馬必勝法」「“グチ”と“嘆き”のちがい」「孔子の『孤高』と『処世』」「出世は身の破滅」「上役を管理する方法」「泣き方で心を見破る」「賞罰のキメ手」「『する』と『させる』」「権謀術数の心得」……など、二千数百年の時代差をこえて、われわれに多くの示唆を与えてくれる。

ISBN:9784569707662
出版社:PHP研究所
判型:新書
ページ数:320ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2009年05月
発売日:2009年05月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPC