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環境力

地球と共生するための哲学

著:合田 周平

紙版

内容紹介

人類の文明活動による地球規模の大異変が、健康被害、食料やエネルギー危機を招いている。世界のリーダーたちは、「排出量取引」という商取引を導入することで、地球温暖化防止策にしようとしているが、これが再びマネーゲームを呼ぶ危険は多分にある。これ以上「愚行の歴史」を繰り返してはならないと警告を発する著者が、「環境力」という生き方の哲学を示したのが本書である。▼「環境力」とは、「道具と自然」や「モノと社会」の美しき共生を目指す「社会の作法」であり、「心の救済」を与え、「感動の開発」を促し、「精神の充足」を補い、「生きがいの持続性」を促し、「生きることの楽しみ」を教え、「人生の道筋」を示す行動指針でもある。▼もともと日本人にはこの能力が備わっていたと考える著者は、日本こそ教育・経済・産業・金融・農業に至る従来のビジネスモデルを否定し、新しい文明を築くべきと提唱する。心の作法こそ地球を救うのである!

目次

●第一章 国家の「環境力」 ●第二章 「環境力」は感動の開発を促す ●第三章 「環境力」は伝統文化を維持する ●第四章 「環境力」の評価基準 ●第五章 「環境力」は精神の充足を補う ●第六章 「環境力」は草にはじまる

ISBN:9784569701172
出版社:PHP研究所
判型:4-6
ページ数:200ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2008年07月
発売日:2008年07月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB