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同行二人(どうぎょうににん)松下幸之助と歩む旅

著:北 康利

紙版

内容紹介

最近では、どんな会社でも経営理念を制定している。しかし、どれだけの従業員がそれを意識しながら行動しているだろう。松下電器の場合、創業者が亡くなった今もなお、彼の残した著作によって経営理念を実感することができる。そして何より彼の生き様が、危機にどう立ち向かっていくべきかを雄弁に物語ってくれる。▼「松下幸之助」はもはや松下電器一社のものではなく、日本人全体にとっての大切な先達の一人だ。わが国の歴史において「経営の神様」と呼ばれた人間は彼しかいない。本書は、この松下幸之助という不世出の経営者の人生をたどっていくことで、みなさんに彼との「同行二人」を体験していただこうという試みである。▼彼のとった行動と決断を追体験していただくことで、人生を歩いていくうえでの頼もしい杖を手に入れていただければと祈りながら、彼の歩んだ「道」の物語をはじめることにしたい。(「序章 同行二人」より抜粋)

目次

●序章 同行二人 ●松の下の家に生まれて ●紀ノ川の別れ ●電気との出会い ●無謀な賭け ●自転車ランプ ●住友銀行との出会い ●思考の人 ●水道哲学と創業命知元年 ●経営のコツここなりと気づいた価値は百万両 ●戦時下の松下電器 ●苦難の日々 ●熱海会談 ●中内功との戦い ●ライバル・ソニー ●石田退三 ●経営する哲学者 ●国家に経営理念を求めて ●終章 経営の神様 ●松下幸之助関連年譜 

ISBN:9784569697994
出版社:PHP研究所
判型:4-6
ページ数:386ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2008年03月
発売日:2008年03月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB