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世界のインテリジェンス

21世紀の情報戦争を読む

編著:小谷 賢

紙版

内容紹介

世界のインテリジェンスにおける主要七カ国の体制、歴史、特徴が一気に分かる画期的な一冊。▼しばしば映画や小説の題材になるCIAやFBI・・・・・・。だけどアメリカは決して「インテリジェンスの一流国」ではない。それはなぜ?▼イギリスは昔から巧みな情報活動によって国際社会で成功を収め続けている。その秘訣とは?▼日本は第二次大戦敗戦後、情報活動の手段が葬り去られた。その後の脆弱な体制の現状とは?▼日本と同じく第二次大戦の敗戦国であるドイツ。しかしインテリジェンス体制を整えることができた理由とは?▼9.11同時テロをも予測できていたフランス。この正確な情報活動の仕組みとは?▼建国以来厳しい国際社会で生き続けてきたイスラエル。歴史が物語る精巧なインテリジェンス体制とは?▼日本では、「インテリジェンス」研究はまだ始まったばかり。この本を読めば、あなたも一気にインテリジェンス通!

目次

●第1章 アメリカ ――インテリジェンス一流国への挑戦 ……落合浩太郎(東京工科大学准教授) ●第2章 イギリス ――同輩関係に基づくコミュニティー ……奥田泰広(京都大学大学院) ●第3章 日本 ――コミュニティー成熟への長い道のり ……金子将史(PHP総合研究所) ●第4章 ドイツ ――敗戦とゲーレン機関 ……大原俊一郎(京都大学大学院) ●第5章 フランス ――特筆されるヒューミント能力 ……柏原竜一(ジャーナリスト) ●第6章 ロシア ――国家統治機構としてのインテリジェンス ……山添博史(京都大学大学院) ●第7章 イスラエル ――世界で一番高い評価を受ける情報力 ……小谷賢(防衛研究所) 

ISBN:9784569696379
出版社:PHP研究所
判型:4-6
ページ数:350ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2007年11月
発売日:2007年11月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JW