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PHPペーパーバックス

エネルギー争奪戦争

著:柴田 明夫

紙版

内容紹介

原油価格が1バレル=100ドルを超えそうな勢いである。それだけではない。鉄鉱石、銅、アルミ、金、レアメタルなど、資源・エネルギーは軒並み値上がりしている。その背景には、BRICsと呼ばれる新興国の需要増などがあるという。▼この傾向は今後も続くのか。丸紅経済研究所所長である著者は、この分野の専門家として、マクロ面からの分析と、さらに資源ナショナリズムの危険性を指摘する。また、欧米のオイルメジャーとOPECの思惑の違い、産油国、OECD、新興国の事情と戦略なども取り上げている。▼では、日本はどうか。資源価格の高騰が続く以上、技術的な面での代替エネルギーや省エネの分野で日本の果たす役割は大きいとも。それは地球温暖化対策を進める面からの意義が強調される。▼本書は、現在進行形のエネルギー問題を浮き彫りにし、各種データを多用し世界と日本の資源・エネルギー争奪の過去、現在、未来を読み解く。

目次

●第1章 資源価格高騰の背景 ●第2章 BRICsに移った世界経済の牽引役 ●第3章 2030年、世界のエネルギーは大丈夫か ●第4章 各国のエネルギー戦略 ●エピローグ 世界最先端を行く日本省エネ・環境対応技術の数々 

ISBN:9784569692203
出版社:PHP研究所
判型:4-6
ページ数:208ページ
定価:952円(本体)
発行年月日:2007年11月
発売日:2007年11月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TBC