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PHP新書

「日本封じ込め」の時代

日韓併合から読み解く日米同盟

著:原田 武夫

紙版

内容紹介

米国の日本占領は、表向きはすでに過去のもの。だが、金融やメディアなどの深層部分には、支配の仕組みが巧妙に残されている。「年次改革要望書」によって、郵政民営化などの米国が望む改革が進み、それに対する批判は、思考停止の対米追従論によってかき消される……。こうした構造は、戦前の日韓併合と重なり合うと、著者は大胆に指摘する。日本は、かつて仕掛けたことを、逆に仕掛けられているのだ。日韓と日米の植民地統治のプロセスを比較・再検証し、経済利権をめぐって「封じ込まれる」日本の現状を明かす。▼[目次より]北朝鮮は中国のビジネスパートナー/経済利権をめぐる米英への疑い/なぜ日本は「他国の仕掛け」に気付かないのか/東アジアの金融システムは真空地帯/日本が仕掛けた罠/外地の金融ネットワークを接収する「ビジネス」/延命に向けた日本の妥協と米国の爪あと/英米の金融覇権が招いた日本封じ込め/外資系企業の日本買いが始まる

目次

●第一章 封じ込められる日本 ●第二章 日韓併合とは何だったのか ●第三章 日本管理とは何だったのか ●第四章 「隠された植民地化」としての日米同盟

ISBN:9784569690049
出版社:PHP研究所
判型:新書
ページ数:200ページ
定価:700円(本体)
発行年月日:2007年02月
発売日:2007年02月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPS