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モンゴルのむかし話

監:Ch.チメグバータル
訳・再話:籾山 素子
絵:藤原 道子

紙版

内容紹介

モンゴルには、はてしなく広がる大草原があります。人々はそこで家畜(馬、羊、山羊、牛、ラクダ)を飼って暮らしています。家畜が草を食べつくさないよう、人々はそれぞれの場所を決め、季節ごとに移動しながら広い草原のあちらこちらに少しずつ散らばって暮らしています。生きのびてゆくためには、何よりも自分自身の知恵と勇気を信じていくしかありません。モンゴルのむかし話には、勇気を出し、知恵をはたらかせ、さまざまな困難を乗りこえていくことの大切さが語られています。また、モンゴル人は自然の中で生まれ、自然の中で暮らし、自然の中で亡くなっていきます。大切な家畜が食べる植物、それを育む山や川を大切にします。むかし話には、人が自然や動物と共生していく姿も多く描かれています。▼二頭の馬/領主に頭はあるか?/道で出会ったバダルチン/かしこいウサギ/犬になった若者/馬頭琴に聞きほれて/金のコマを持つ少年/人を泊めない家 他

目次

●二頭の馬 ●おしゃれな坊さんをやりこめた話 ●クマとオオカミと犬 ●領主に頭はあるか? ●道で出会ったバダルチン ●かしこいウサギ ●二人の息子 ●ラクダが角なしになったわけ ●犬になった若者 ●かしこいワシ ●ウサギのくちびるが割れているわけ ●みなし子のブシ少年 ●馬頭琴に聞きほれて ●金のコマを持つ少年 ●助けてくれたクマ ●人を泊めない家 ●クマ ●ガハイ・メルゲン・オトチ ●犬とネコとネズミ ●三人のなぞ解き兄弟 ●みみずくとカラス ●人が家畜を食べるようになったわけ ●ケチな奥さんとバダルチン ●宝の三つのくだもの ●イフアリムとバガアリム 

ISBN:9784569689845
出版社:PHP研究所
判型:A5
ページ数:160ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2009年07月
発売日:2009年07月31日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFJ