水の大研究
不思議な世界をのぞいてみよう!
著:橋本 淳司
絵:加藤 マカロン
紙版
内容紹介
水の性質から水と人間との関わりまでを探った水の大研究。とくに今地球規模で叫ばれている水不足の問題、水の汚染の問題を掘り下げ、わたしたちが日々の生活の中で、どのように水に対していったらよいのかを説いた一冊となっています。▼人間が人間らしい生活を営むのに最低限必要な生活用水は一日一人50リットルとのことですが、日本人の生活用水使用量は今320リットルといわれています。一方で、世界では50リットル以下しか使えない国は55か国、30リットル以下の国は38か国とのことです。▼また、下水に流したラーメンの残りツユ200ccを、魚のすめるくらいのきれいな水にもどすには、300リットルのバスタブ5つ分もの真水が要るとのことです。▼著者の橋本淳司氏は、「水をよごすことは命をうばうこと」という問題意識をもって、わたしたちの日々実践すべき事柄まで提示してくれています。水にまつわる現在の問題がよくわかる一冊です。
目次
●第1章 地球をめぐる水 ●第2章 水の性質を知ろう ●第3章 暮らしのなかの水 ●第4章 21世紀は水の世紀