未知へのとびら 第3期 1
スズメの大研究
人間にいちばん近い鳥のひみつ
文:国松 俊英
絵:関口 シュン
紙版
内容紹介
スズメはいつも人間の近くにいて親しみのある鳥です。けれど、何を食べ、どこに巣を作り、どんな生活をしているのか、ほんとうの姿は意外と知られていません。みんなの知らないスズメの生態から人間とのかかわりまでを広くさぐった一冊。この本でスズメが大好きになります。▼おもな内容をピックアップすると、「人間の住むところにスズメはいる」「スズメは米の汁が好き」「古典と昔話にスズメがいた」「スズメの研究者に話を聞く」「第三のスズメ、イエスズメが日本にやってくる」「街からスズメが消えていく」のほか、「スズメのことわざ」「スズメを使ったことば」「スズメの名前のついた植物」「スズメの入った家紋」などの興味深いコラムもあります。▼スズメはどこにでもいて、どちらかというとあまり人の注目を浴びない鳥ですが、よく見るととてもおもしろい鳥であることがわかります。写真やイラストもたくさん入って大変読みやすい本になっています。
目次
●はじめに 人間のすむところにはスズメがいる [1]スズメの巣作り [2]ひなが育っていく [3]スズメは米の汁が大好き [4]スズメの生活をもっと知りたい [5]家族になったスズメの子 [6]古典と昔話にスズメがいた [7]スズメの研究者に話を聞く [8]イエスズメがやってくる ●おわりに スズメも人も地球のなかま