未知へのとびら
イルカの大研究
海のともだちのおしゃべりを聞いてみよう
文:佐藤 一美
絵:寺田 恭子
紙版
内容紹介
頭がよくて、もっともヒトに近いといわれるイルカの不思議な生態や超能力、人間とのふれあいを描いた、イルカのすべてがわかるノンフィクションです。▼おもな内容は、「イルカとクジラのちがい」「イルカの体をみてみよう」「イルカの話し声と超能力」「イルカの出産と子育て」「昔、イルカは陸にいた」「おぼれた人をたすけたイルカ」「イルカに会える海と水族館」「イルカの悲劇」です。▼イルカの超能力の一つにエコロケーションというものがあります。頭部から超音波を発信させ、何かにぶつかってはね返ってきたその超音波のようすを聞き分け、自分の位置や前方の状態を感知します。光の入らない暗い海の底でも自由に動きまわり、エサをとることができるのです。▼本書は、イルカの生態や人間とのかかわりを説きながら、生命のすばらしさと海の自然をまもることの大切さを訴えています。▼豊富な写真とイラスト、図版が見て楽しく、理解もたすけてくれます。
目次
●プロローグ 「亀の子隊」が行く ●第1章 イルカのふしぎな生態 ●第2章 イルカの生活 ●第3章 イルカの歴史と悲劇 ●第4章 イルカと人のふれあい ●第5章 イルカはなやんでいる ●エピローグ 子どもたちのねがい