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PHP文庫

遷都に秘められた古代天皇家の謎

著:関 裕二

紙版

内容紹介

人が住まいを替えるとなるとそれなりの覚悟を要する。もし現代において、東京から首都機能が移るとしたら、大変な大事業になるだろう。▼ところが7世紀末から8世紀末にかけて、平均して20年に一度という異常な頻度で、古代の天皇は目まぐるしく住処を替えた。▼それも、天皇が住まう「宮」を遷すのではなく、貴族や役人、庶民が集う「都」の機能そのものを転々と遷したのだ。なかには造営途中の宮を捨てて大慌てともいえるような遷都もあった。▼どのような意図があって、不自然ともいえるこれらの遷都は行なわれたのか?▼この不可解な遷都の謎を、「ヤマト建国」からひも解き、神武・応神・継体天皇の関係を解明しつつ、蘇我・物部・藤原の因縁の対決がどのように遷都に関係していたのか、気鋭の歴史作家がすべて解き明かす!▼『天皇と歴代遷宮の謎』を改題。

ISBN:9784569678375
出版社:PHP研究所
判型:文庫
ページ数:320ページ
定価:619円(本体)
発行年月日:2012年06月
発売日:2012年06月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ