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PHP文庫

新・京都の謎

著:高野 澄

紙版

内容紹介

千年の歴史をもつ京都はミステリーの宝庫だ!▼世界屈指の観光都市・京都の魅力のひとつは、名所・旧跡にまつわる謎にある。本書は京都に住み始めて50年になる著者が、今なお明かされない40篇のミステリーについて、その真相をつきとめるべく大胆な推理で挑戦している。▼「紀州の道成寺の鐘が、なぜ京都の妙満寺にあるのか」「銀閣寺を建てたのが足利義政でないというのは本当か」「三十三間堂になぜ美声の遊女たちが出入りしていたのか」「坂本龍馬はなぜ海援隊の本拠を車道においたのか」「乃木神社の本殿はなぜ北向きにたてられたのか」など、本書では素朴な疑問から京都在住の著者ならではのミステリーまでバラエティ豊富に扱っている。▼知れば知るほど謎が深まるのが京都の魅力なら、「かんがえること」の楽しさも味わわせてくれるのも京都。▼京都観光が10倍楽しくなる新感覚ガイドブックを片手に散策を楽しんでみませんか。▼文庫書き下ろし。

目次

●第一章 洛北編(妙満寺、光悦寺、高橋、崇道神社、船岡山、露の五郎兵衛顕彰碑、山国隊の灯籠、鬼一法眼古跡) ●第二章 洛東編(安井金比羅宮、銀閣寺の東求堂、六勝寺跡、方広寺の大仏、若宮八幡宮、山中越・北白川石仏、無鄰庵、「分水界」の詩碑、相槌稲荷、琵琶湖疎水記念館) ●第三章 洛中編(三十三間堂、猿ヶ辻、慶光天皇陵、千本通、柳ヶ図子、鴨川の床、桂小五郎の銅像、鵺池、車道、河原院の塩竈、河原町通と寺町通の交差点、胎範碑) ●第四章 洛西編(西高瀬川、木島神社の三柱鳥居、村岡局の像、与一兵衛の墓、吐夢地蔵) ●第五章 洛南編(恋塚寺、松花堂、藤森神社、鳥羽殿跡、乃木神社)

ISBN:9784569670348
出版社:PHP研究所
判型:文庫
ページ数:288ページ
定価:571円(本体)
発行年月日:2008年05月
発売日:2008年05月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WTL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:WTR
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1FPJ