PHP文庫
神谷美恵子の生きがいの育て方
著:神谷美恵子東京研究会
紙版
内容紹介
ハンセン病患者の心の闇に灯を灯した精神科医、神谷美恵子。彼女は、絶望的な状況にある患者たちの精神的孤独、悲惨さに注目した。精神科医を志したのは、彼らに「生きがい」を与えることを自分の使命と考えたからだ。▼神谷美恵子東京研究会は、昭和の時代を凛として生きたそんな美恵子の素晴らしい生き方を、「今、生きがいを見失って彷徨している現代人に伝えたい」という思いで本書を執筆。▼では、美恵子の言う生きがいとはどのようなものか? それは、「どんな仕事をしているとか、どんな地位にある」といった通俗的なものではなく、「どんな立場にあっても、それぞれの人が心の中に創造し得るもの」であり、「与えられた役割をコツコツと果たしていく過程で手にすることができる」ものだと。▼ほかにも、美智子皇后との心の交流秘話、紀子さまが美恵子の著書を愛読する理由などを紹介しつつ、「生きがいとは何か」を語る珠玉の人生論。
目次
●第一章 神谷美恵子は「自分の夢をどう実現」したか ●第二章 神谷美恵子は「生きがい」をどう考えたか ●第三章 神谷美恵子とは「どんな女性」だったか ●第四章 神谷美恵子には「どんな困難」があったか ●第五章 神谷美恵子に「現代人は何を学ぶ」べきか
ISBN:9784569666693
。出版社:PHP研究所
。判型:文庫
。ページ数:264ページ
。定価:457円(本体)
。発売日:2006年08月03日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB。