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皇統保守(こうとうほしゅ)

著:竹田 恒泰
著:八木 秀次

紙版

内容紹介

かつて右翼と左翼は明確に異なっていたが、現在はその違いも曖昧になりつつある。日本共産党が皇室の存在を認めるなか、恥ずかしげもなく「天皇制度の廃棄」という言葉を持ち出す自称保守論者もいる。▼そもそも保守は右翼であろうか。皇室を慮り、神社を大切にする者は果たして右翼なのか。否、私は保守こそ「中道」だと思っている。なぜなら、保守が保守するものとは「天皇」であり「皇統」にほかならないからだ。▼かつて三島由紀夫は、日本人が最後に守らなければいけないのは「三種の神器」と言った。それこそ正論であろう。歴史的に天皇は日本の中心であり続け、今もそのことに変わりはない。皇統を保守する立場は右でも左でもなく、中道というべきではないか。▼無益なレッテル貼りはもう終わりにして、日本人としてのあるべき姿を取り戻し、将来の日本のあり方を真剣に考えたい。それが本書のテーマとなる「皇統保守」である。(「はじめに」より抜粋)

目次

●はじめに ――竹田恒泰 ●第一章 マスコミの皇室報道を検証する ●第二章 宮中祭祀こそ皇室の存在意義 ●第三章 いま、皇室を語る作法を問う ●【論文】西尾幹二さんに敢えて注告します これでは「朝敵」といわれても…… 竹田恒泰 ●おわりに ――八木秀次 

ISBN:9784569655116
出版社:PHP研究所
判型:4-6
ページ数:232ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2008年07月
発売日:2008年07月31日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WQY