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PHP新書

戦国大名 県別国盗り物語

我が故郷の武将にもチャンスがあった!?

著:八幡 和郎

紙版

内容紹介

天下人となるチャンスが誰にでもあった動乱の時代に、我が故郷の武将は一体どうしていたのだろうか。応仁の乱ののち割拠する有力大名や、新進の織田軍団による天下統一だけが戦国ではない。地方各地にくまなく目を向ければ、室町体制のなかで生き残りをかけ、勢力拡大を目指した武将たちの姿がみえてくる。▼本書は、全国の戦国大名の野望と動向を丹念に調べ尽くし、「戦国」の裏側を描き出す。そこから浮き上がってくる信長・秀吉・家康それぞれの「天下盗りの論理」とは!?  47都道府県からみた戦国ダービー開幕!▼目次より…武田信玄が上洛しても室町時代は終わらなかった/水攻めの発明者は畠山義就/泥棒した茶道具で生き残った秋月の殿様/島津氏が頼朝の子孫を称する意味/関西系インテリ、やり手専務だった太田道灌/しぶとく生き残った出羽の豪族たち/信長は平清盛の再来とみられていた/秀吉とナポレオンの共通点は/足利義昭の死が家康に天下を取らせた

目次

●序章 47都道府県 それぞれの戦国時代――戦国ダービーの幕開け ●第1章 室町・戦国時代「読む年表」――足利将軍十五代列伝 ●第2章 近畿――応仁の乱と京を出て漂泊する将軍たち ●第3章 四国・中国――信長より先に上洛はしたものの ●第4章 九州・沖縄――キリシタン王国の出現と挫折 ●第5章 関東――東日本独立の夢ならず ●第6章 中部――「風林火山」の旗指物が行く ●第7章 東北・北海道――中世武士たち最後の砦 ●第8章 東海地方と戦国ダービーの結末――天下人を生んだ風土

ISBN:9784569647807
出版社:PHP研究所
判型:新書
ページ数:344ページ
定価:880円(本体)
発行年月日:2006年01月
発売日:2006年01月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ