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日本経済破綻・今、そこにある危機

超借金大国の行方を考える12の視点

著:吉田 春樹

紙版

内容紹介

サブタイトルにあるように、本書では日本経済が将来破綻するという予測を12の視点から検証してゆく。その12の視点とは、1.消費税率 2.郵政民営化 3.年金崩壊 4.企業倫理の破綻 5.外国資本による買収 6.資源問題 7.インフレ 8.不動産下落 9.少子高齢化 10.東京一極集中 11.国家アイデンティティ問題 12.米国による吸収合併……である。これらは、くしくも日本経済が現在・将来において直面するリスクを網羅しており、その意味から、日本経済のリスク入門とも言いえる内容となっている。著者は、旧興銀や和光経済研究所などでも活躍した経歴を持つ経済評論家であり、その冷静な視線から浮き彫りにされた日本経済の現状や未来像は、説得力が高い。日本人として、企業人として、かつまた家庭人としても目を通しておきたい、地に足の着いた経済論である。

目次

●第1章 2014年、消費税率21パーセント ●第2章 郵政民営化があばく日本的社会主義の実態 ●第3章 年金崩壊で再び子が親を養う時代 ●第4章 企業倫理も破綻した ●第5章 外国資本が日本企業を敵対的買収する日 ●第6章 資源枯渇が日本を襲う ●第7章 インフレにならないはずがない ●第8章 それでもまだ下落する不動産価格 ●第9章 進行する少子高齢化の衝撃 ●第10章 東京がおびやかされる ●第11章 日本のアイデンティティが危うい ●第12章 白馬の騎士――米国による日本吸収合併

ISBN:9784569646183
出版社:PHP研究所
判型:4-6
ページ数:240ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2005年11月
発売日:2005年11月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCZ