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PHPエル新書 081

パティシエ

フランス菓子職人の仕事

著:永井 紀之

紙版

内容紹介

ここ数年で一般的になってきたカタカナ語に「パティシエ」があります。このフランス語の本来の意味は「菓子屋(菓子を製造する人、販売する人)」ですが、昨今のパティシエ・ブームは、この言葉を必要以上に美化している感があります。そういった風潮に一石を投じ、パティシエの実像を描いたのが本書。▼著者の永井紀之氏は、東京の郊外・下高井戸で<ノリエット>というフランス菓子屋を営むパティシエ。フランス菓子を通してフランスの食文化を伝え続ける永井氏が、フランス菓子の魅力、日本人が日本でフランス菓子を作り、売ることの意義を綴りながら、菓子職人の眼を通した日仏の食文化の違いを語っています。本書を読むと、フランスと日本でのお菓子屋さんの立場の違い、生活の場においしいお菓子屋さんが存在する幸福が理解でき、一読後にいただくフランス菓子の味が格別なものになること請け合いです。

目次

●第1章 パティシエへの道 ●第2章 フランス修業時代 ●第3章 お菓子の食材 ●第4章 フランス菓子の魅力 ●第5章 日本の食文化・フランスの食文化

ISBN:9784569635491
出版社:PHP研究所
判型:新書
ページ数:208ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2004年05月
発売日:2004年05月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WB