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PHP新書 296

美術館で愛を語る

著:岩渕 潤子

紙版

内容紹介

絵は黙って鑑賞しなければいけないものなのか!?▼若い二人が手をつないで何気ない会話を交わし、老夫婦が微笑みを返す。目を輝かせ、しあわせそうに歩きまわる来館者たち――。美術館は本来、自由気ままに「楽しんでもよい場所」なのである。▼「絵は美しいもの」との幻想に憑かれ、感動を強要されている日本人。芸術の見方にルールはないのだ。窮屈な雰囲気を打ち破り、日本の美術館が幸福な人びとで満ちあふれることはないものか。▼世界各地をめぐった著者が、美術館のある風景、文化・芸術の核心に斬り込むトラベル・エッセイ。美術館リスト付▼[内容紹介](序)人は何のために美術館へ行くのか? (1)静穏な日常としての美術館<ロンドン、パリ> (2)歴史が彩なす建築と美術館<ヴェネツィア> (3)戦争と芸術、理念としての美術館<ベルリン> (4)オトナを磨く美術館<ニューヨーク> (5)小さな国々の大きな美術館 (終)文化を受け継ぐということ

目次

●序章 人は何のために美術館へ行くのか? ●第1章 静穏な日常としての美術館―ロンドン、パリ ●第2章 歴史が彩なす建築と美術館―ヴェネツィア ●第3章 戦争と芸術、理念としての美術館―ベルリン ●第4章 オトナを磨く美術館―ニューヨーク ●第5章 小さな国々の大きな美術館 ●終章 文化を受け継ぐということ―コモ湖のほとりで

ISBN:9784569635446
出版社:PHP研究所
判型:新書
ページ数:272ページ
定価:780円(本体)
発行年月日:2004年04月
発売日:2004年04月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WF