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会社を救う後継者・滅ぼす後継者

著:梶原 一明

紙版

内容紹介

雪印、日本ハム、三井物産、東京電力……歴史も伝統もある名門企業のトップが相次いで辞任する事態になったのはなぜか。あるいは日産・三菱・マツダをはじめ、日本企業のトップに外国人が座るようになったのはなぜか。一方、ユニクロ、ローソン、任天堂などで40代の若手社長が抜擢されているのはなぜか。本書は、コンプライアンス(法令順守)、アカウンタビリティ(説明責任)といった、いままで馴染の薄かった経営能力が求められる時代に変わったいま、次なる後継者に誰を選んだらよいのか、またどういう能力を身につけないと後継者候補になれないのかを分析したもの。著者はジャーナリスト歴40年。その間、無数の社長交代ドラマを観察してきた経験をもとに、「オーナー企業なら世襲人事は当たり前」「会長として厚遇してくれる人間を社長に選ぶ」など、過去の常識が非常識になった背景を描きつつ、後継者の使命と責任を明示する。経営者・管理職必読の書。

目次

●プロローグ 後継者を取り巻く環境は激変した ●第1章 不祥事がトップ交代を招く時代 ●第2章 不況型経営者の登場 ●第3章 世襲人事に変化あり ●第4章 青い目の再建社長たち ●第5章 トヨタ自動車「強さの秘密」 ●エピローグ 後継者の宿命と責任

ISBN:9784569629193
出版社:PHP研究所
判型:4-6
ページ数:248ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2003年05月
発売日:2003年05月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ