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0歳児の「脳力」はここまで伸びる

「ゆりかごの中の科学者」は何を考えているのか

著:アリソン・ゴプニック
著:アンドルー・N・メルツォフ
訳:峯浦 厚子

紙版

内容紹介

近年の脳科学の発達で、これまでよくわからなかった乳幼児の行動や言語発達についての新発見が相次いでいます。本書は、気鋭の発達心理学者3名による、主に0歳児の「脳力」についての研究について詳細に書かれたポピュラーサイエンスである。▼生まれたばかりの0歳児も、目の前の大人の表情が真似できる。興味あるものであれば一週間でも記憶が残る。母親の顔や声が理解できるなど、目の動きやおしゃぶりを使ってさまざまな実験をくり返し、私たちに、人間が生まれてから、どのようにして、「他者の心」「外の世界」「言葉」を知るのかを明らかにしていく。乳幼児が母親など支援者ついて驚異のスピードで学習していく様を伺うにつけ、子どもの、いや人間の神秘性を感じずにはいられない。ゆりかごの中で眠っているのは最強の学習マシン。                                                       

目次

●序章 人はいつから、「他者の心」「外の世界」「言葉」を知るのか ●第1章 子どもが「人」について学ぶこと ●第2章 子どもが「もの」について学ぶこと ●第3章 子どもが言葉について学ぶこと ●第4章 科学者が子どもの心について学んだこと ●第5章 科学者が子どもの脳について学んだこと ●終章 子どもたちの未来

ISBN:9784569628837
出版社:PHP研究所
判型:4-6
ページ数:320ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2003年08月
発売日:2003年08月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JNG