「論理的」に考える練習
著:鷲田 小彌太
紙版
内容紹介
日本語は非論理的な言語で、それゆえ日本人は論理ベタであると言われる。しかし、はたしてそうだろうか。著者は言う。「日本語は漢語と英語を取り入れながら自己成長してきた十分に論理的な言語である」と。それゆえ、日本人が論理的でないという固定観念は捨てようではないかと。そこで本書では日本語に徹底的にこだわり、日本語で考え抜く訓練をすることに主眼が置かれている。▼相手の論理の破綻を見破る法、同一のデータから異なる見解を導き出す法、「三分法」で自分の考えを整理する法など、論理思考の真髄ともいえる内容が丁寧に解説される。また折々に挿入されている練習問題に挑戦することで、読者は否応なく「考える」という作業に没頭することとなり、同時に自らの思考の弱点をも知ることができる。▼26問の練習問題は著者が練りに練って考案したもので、いずれ劣らぬ良問ぞろい。「考える」という作業が楽しくなるトレーニングブックである。
目次
●第1章 「論理的思考」とは何か? ●第2章 論理の構造 ●第3章 論理的思考を鍛える技術
ISBN:9784569624815
。出版社:PHP研究所
。判型:4-6
。ページ数:192ページ
。定価:1400円(本体)
。発行年月日:2002年09月
。発売日:2002年09月24日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSP。