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イスラム世界のこれが常識

政治・宗教・民族 55の鍵

著:岡倉 徹志

紙版

内容紹介

ラマダーン(断食)、インティファーダ(大衆蜂起)、ジハード(聖戦)。近年その動向が注目されるイスラムは、日本人にとってなお未知の世界。▼湾岸戦争後、各地でイスラム原理主義者によるテロ事件が相次ぎ、一般的にイスラムは野蛮で好戦的であり、先進国の人間にとっては理解不可能な「遅れた宗教」といった偏見が目立つ。しかし、全世界の五人に一人を占めるイスラム教徒は、大半が平和を愛好する人々であり、原理主義勢力とは区別しなければならない。▼では、なぜイスラエルでは彼らとユダヤ人との抗争が延々と続くのか。なぜ彼らはアメリカを目の仇にするのか。いったいイスラムとはどのような宗教であり、その求心力の根源は何処にあるのか。▼信仰、風習、歴史、政治、原理主義の五つをキーワードに、専門家である著者が55の素朴な疑問にわかりやすく答える。メディアを通して伝えられるイスラム世界のすべてを把握して、今後の国際情勢を完全理解。

目次

●第1章 イスラム世界の信仰がはっきり分かる ●第2章 イスラム世界の風習がはっきり分かる ●第3章 イスラム世界の歴史がはっきり分かる ●第4章 イスラム世界の政治がはっきり分かる ●第5章 イスラム世界の原理主義がはっきり分かる

ISBN:9784569619118
出版社:PHP研究所
判型:4-6
ページ数:288ページ
定価:1350円(本体)
発行年月日:2001年10月
発売日:2001年10月29日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB