自分をまもる頭の使い方
著:鷲田 小彌太
紙版
内容紹介
「いじめ」は不幸の始まりではない。生きる力をつけるための訓練だ! 哲学者が考えた、がまんしないで、知恵と勇気で「いじめに強くなる」ガイド・ブック。▼『いじめに強い人は、どんな人?』……いじめに強い人とは、抜群の体力や強い精神力をもった人のことではない。著者によれば、いじめに強い人とは、「一。学校にはいじめがある、ということを前もって知っている人」「二。いじめに対する最小限度の警戒心や予防策をもっている人」「いじめの標的になったときに、適切な抵抗策や防衛策を発揮できる人」のことである。▼人はいじめのない国に住むわけにはゆかない。いじめを警戒し、予防し、防御し、抵抗する技術、すなわち「いじめから身を守る技術」を身につけなければならない。これもりっぱな生活術なのだ。▼本書は、困難に出会っても、なんとかそれを乗り越える力をつけ、幸福な人生を送るための考え方を公開した本である。
目次
●いじめをなくしたい。しかし、なくなりはしません ●いじめは人間(生物)の本性です ●いじめは人間の文化です ●いじめをなくす方法はまだ考え出されていません ほか
ISBN:9784569617589
。出版社:PHP研究所
。判型:4-6変
。ページ数:160ページ
。定価:1050円(本体)
。発行年月日:2001年08月
。発売日:2001年08月03日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNA。