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重光・東郷とその時代

著:岡崎 久彦

紙版

内容紹介

日華事変から真珠湾攻撃、そして終戦へ――大東亜戦争によって明治以来の先人が苦心惨憺して築いてきた大日本帝国は、うたかたのごとく消え去ってしまった。▼『陸奥宗光とその時代』、『小村寿太郎とその時代』、『幣原喜重郎とその時代』に続いて、現代屈指の外交評論家の手になる「外交官とその時代」シリーズ第四弾!▼近衛文麿、広田弘毅、松岡洋右、重光葵、東郷茂徳らの人物識見は如何に。▼「遺孤は飢に泣き、往時の忠烈却って罪を問わ」れた昭和日本への鎮魂碑。▼「誰も英雄ではない時代」にあって、日本外交の栄光を必死で支えた外交官たちの群像。▼主な内容は、満洲国承認、日本の連盟脱退と満洲建国、二・二六事件、盧溝橋事件、南京占領、三国同盟、松岡洋右外交、真珠湾攻撃、硫黄島の激戦、沖縄戦、大東亜共栄圏、敗戦など。▼大東亜戦争を全身全霊を込めて戦った「帝国日本、滅びの叙事詩」。▼戦後の偏向史観は、この書によって終止符が打たれる。

目次

●序章 歴史の真実 ●第1章 満洲国承認 ●第2章 連盟脱退と満洲建国 ●第3章 最後の平和 ●第4章 二・二六事件 ●第5章 迫り来る戦雲 ●第6章 盧溝橋事件 ●第7章 南京占領 ●第8章 泥沼へ ●第9章 三国同盟の締結 ●第10章 破滅的な松岡洋右外交 ●第11章 真珠湾へ ●第12章 栄光に酔った六カ月 ●第13章 大東亜共栄圏 ●第14章 敗戦の教訓 ●第15章 滅びの叙事詩 ●第16章 もう、やめねばならない

ISBN:9784569616643
出版社:PHP研究所
判型:4-6
ページ数:272ページ
定価:2300円(本体)
発行年月日:2001年06月
発売日:2001年06月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ