出版社を探す

PHP新書 130

日本語の磨きかた

著:林 望

紙版

内容紹介

筆も立って弁も立つ、「口から先に生まれた」リンボウ先生。文章を書くとき心がけていることは何か? これまでで一番影響を受けている作家はだれか? 目上の人、年下の人にはどんなことば遣いで接しているか? 林家で子どもたちに禁じたことばは何だったか? 林望事務所はなぜ「風邪ひきの人、出入り厳禁」なのか?▼本書で初めて明かされるリンボウ先生の「ことば遍歴」と「ことば生活」は、日常生活で書いたり話したりする上で役に立つ、数々のヒントに満ちている。しかし、そういったノウハウ以上に大切なのは、「自分が今どんなことばを発しているのか」「自分をどんな人間として表現したいのか」という意識を常にもつこと、そして、豊かな古典を学んで、母国語としての日本語を愛することである、と著者はいう。▼ことばのトレーニングを通して「自分」の確立を考える、好評『日本語の磨きかた』『日本語へそまがり講義』に続く、集中講義の第三弾。

目次

●第1部 表現することへの自覚 [1]国語はどう教えられてきたか [2]表現の面白さとは何か [3]読むことは感じること [4]分かりやすい文章を書く [5]書くことと才能の問題 ●第2部 話しことばのインテリジェンス [1]日本の歌曲を嘆く [2]話しことばの位相 [3]私はどう話してきたか [4]人間関係のなかのことば ●第3部 日本語を磨くということ [1]古文アレルギーの原因 [2]古文に親しむ法 [3]ことばのセンスとは何か [4]子どもにことばをどう教えるか [5]母国語はすべての基い ●対談 皇族方はどんなことばでもお話しになる?

ISBN:9784569613208
出版社:PHP研究所
判型:新書
ページ数:232ページ
定価:660円(本体)
発行年月日:2000年10月
発売日:2000年10月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:CB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:CF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:CJ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 4:2GJ