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レイテ沖海戦

著:半藤 一利

紙版

内容紹介

昭和19年10月22日に戦われたレイテ沖海戦は、史上最大の海戦であった。北は沖縄から、南はフィリピン南端、東はサマール島沖合から、西はパラワン水道にいたる広大な戦場で、艦艇(駆逐艦以上)198隻、飛行機2000機が敵味方に分かれ、レイテ湾に入った700隻以上の艦艇および輸送艦、レイテ島に上陸した10万数千名のマッカーサー軍を焦点として死闘を繰り広げた。この戦いでの敗北が、太平洋戦争における日本の敗北を決定的にしたといえる。 本書は、この海戦を海軍兵学校七十三期(当時21歳)を中心に取材して描いたドキュメントである。長らく闇に閉ざされてきた連合艦隊の謎にも挑んでいる。栗田艦隊は、なぜ反転したか。神風特攻隊は、いかにして始まったか。当時存命の栗田健男、小沢治三郎、志摩清英、各提督にも直接取材を行なっている。 今年で終戦54年。連合艦隊最大の戦艦大和は、いまだ海底に眠っている。心を打つ決定版である。

目次

●出撃 ●接敵 ●戦機 ●犠牲 ●突入 ●決戦 ●離脱 ●葬送

ISBN:9784569608273
出版社:PHP研究所
判型:4-6
ページ数:416ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:1999年10月
発売日:1999年10月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JW