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世界の紛争 日本の防衛

著:江畑 謙介

紙版

内容紹介

冷戦時代、日本は西側の一国として、西側の価値観と安全保障システムに適応できるようにするだけで、その安全保障が確保できた。 しかし、冷戦後、西側、東側というブロック構造は消滅し、世界は非常に複雑になった。西側との関係だけでは日本の安全保障は成り立たなくなった。特に昨年のインド・パキスタンの地下核実験、北朝鮮のテポドン発射、米英によるイラク空爆、そして現在の朝鮮半島有事の問題と、ここ一年の安全保障に対する各国の懸念は非常に大きい。こと朝鮮半島問題については、それが直接日本有事ともなり得るだけに、現在の不安定な状況は日本にとって大きな脅威となっている。 そうした情勢を反映し、政治家、官僚をはじめ、多くの日本人が安全保障の問題を自分のこととして本気でとらえはじめている。 本書では、冷戦時代と冷戦後の違いを明らかにしつつ、増大する世界の紛争と、新しい形の危機、21世紀の安全保障を、図表を交えて活写する!

ISBN:9784569604725
出版社:PHP研究所
判型:A5
ページ数:224ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:1999年03月
発売日:1999年03月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPS