日本語をみがく
思いをうまく伝えるために
著:森田 良行
紙版
内容紹介
会話にしろ、文章にしろ、自分の言いたいことや書きたいことがうまく言葉にならず、歯がゆい思いをした経験は誰にでもあるはず。また、意味は伝わるのだが、微妙なニュアンスを表現するのにピッタリの言葉が見つからず、しかたなくありあわせの言葉で間に合わせることもしばしばだ。こうしたもどかしさは、ひとえに日本語の語彙不足に起因している。なによりも微妙なニュアンスの違いを言い分けられる手持ちの類語を増やすのが先決だ。本書は日本語表現力を豊かにしたいと思っている人に格好の日本語読本。「人の心の動きや様子を表わすことば」「自分の感情を表わすことば」「打ち消す心を表わすことば」「感覚に関わることば」「程度を表わすことば」「出会いや別れに関することば」など、日常生活のあらゆる場面で出会うことばの持つ意味と使い方を、全27回の集中講義形式で解説する。日本語の奥行と豊かさを実感することでしょう。