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PHP文庫

世界と日本の経済

著:佐藤 公久

紙版

内容紹介

9・11の同時多発テロ以降、世界経済はいまだ揺れ動き、安定局面にはいったとは言いがたいところだ。その中の一部である日本経済はといえば、さらに深刻で、デフレ状況は深まるばかりであり、雪印食品の事件など、企業行動まで浮き足立ってきているありさまである。世界と日本の経済、その渦中に生きるものとして、今後の推移予測は当然、頭に入れておきたいことであり、また、それを知っているだけでも、自分自身の経済行動の指針が立てられるというものでもあろう。そこで、本書では、長年、三菱総合研究所で、経済予測の陣頭指揮をとってきた著者が、ここ数年において、押さえておくべき経済知識を、わかりやすく解説する。世界経済の推移というマクロな視点から、日常生活でできること・すべきことというミクロな観点まで、懇切丁寧に説き明かした、お買い得の文庫書き下ろしである。

目次

[第1部]世界経済はこう読む! ●第1章 超大国アメリカが支配する世界 ●第2章 では、アメリカ経済は大丈夫なのか? ●第3章 紛争多発の時代は続くのか [第2部]日本経済はこう読む! ●第4章 あのテロ事件は日本経済にどう影響したか? ●第5章 現在の不況はなぜ起きたのか、回復への方策は? ●第6章 日本経済の新成長路線を探る ●第7章 日本再生の鍵を握るのは産業革命 ●第8章 今後の日本企業のマネジメント戦略 ●第9章 われわれの生活環境はこう変わる [終章]日本は「黄金の21世紀」を実現できる

ISBN:9784569577142
出版社:PHP研究所
判型:文庫
ページ数:248ページ
定価:533円(本体)
発行年月日:2002年03月
発売日:2002年03月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCZ