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PHP文庫

真珠湾奇襲・ルーズベルトは知っていたか

著:今野 勉

紙版

内容紹介

「第二次世界大戦時のアメリカ大統領・ルーズベルトは、さまざまな方面からの情報によって、日本の真珠湾攻撃の意図を予知していたが、あえてこれを黙殺し、攻撃を決行させ、自国の参戦を国民に促す決定的なファクターとして利用した」……という謀略説が、これまで数え切れないほど発表され、現在においても、激しい議論が展開されている。ちなみに、つい最近の事例では、アメリカのジャーナリストである、ロバート・スティネット氏が上梓した本が話題になっている。▼日本人研究者の中にも、いろいろな立場から、これらの説を支持する人々も多いが、どうも“奇襲”を正当化しようとの下心が観え見えの論議が多く、信頼性が薄い。▼本書は、10年前に著者が、同名タイトルのテレビ・ドキュメンタリーを製作するにあたり、現地や、謀略説を主張する当人の取材を徹底的に行ない、そこで得られた、現段階における「最大公約数的結論」を記したものである。

目次

[1]空白のオランダ [2]世界の「予知説」を検証する [3]沈黙のFBI長官 [4]ルーズベルトと真珠湾、ニュー・ストーリー

ISBN:9784569575735
出版社:PHP研究所
判型:文庫
ページ数:496ページ
定価:819円(本体)
発行年月日:2001年06月
発売日:2001年06月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ