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嵐の守り手 1.闇の目覚め

著:キャサリン・ドイル
訳:村上 利佳

紙版

内容紹介

首都ダブリンを離れ、フィオンは初めてアランモア島に住む祖父のもとで休暇を過ごすことになった。フィオンが船からおりたとたん、島が身震いし、同時に、いにしえの闇の力もうごめきはじめた。祖父はキャンドル職人と聞いていたが、実は、キャンドルに「天候」を閉じこめ、それを燃やすことで「時」を行き来できる<嵐の守り手>と呼ばれる人のひとりだった。この島では、闇の勢力をおさえるために、代々守り手が活躍してきたのだという。フィオンをめぐって起きる不思議な出来事の数々……フィオンは次代の守り手なのか? 海で亡くなった父親の秘密とは? ここから冒険が始まる!

著者略歴

著:キャサリン・ドイル
アイルランド西部の大西洋岸で育つ。アイルランド国立大学ゴールウェイ校に学ぶ。祖父母が生まれ育ったアランモア島で語りつがれてきた物語や、実際に島で暮した自身の経験から発想を得て「嵐の守り手」シリーズを執筆。
訳:村上 利佳
南山大学外国語学部卒業。商社勤務を経て、翻訳の世界に。訳書に『気むずかしやの伯爵夫人』『人形劇場へごしょうたい』「名探偵テスとミナ」シリーズなどがある。

ISBN:9784566024670
出版社:評論社
判型:4-6
ページ数:352ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2020年05月
発売日:2020年06月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB