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北朝鮮を撮ってきた!

アメリカ人女性カメラマン「不思議の国」漫遊記

著:ウェンディ・E・シモンズ
訳:藤田 美菜子

紙版

内容紹介

外国人向けに「演出」されたものをどれほど見せられようと、「普通の人々」との交流を求め、秘められた「本物」の感情を見つけよう。「普通の人」はどこまで北朝鮮の「真実」に迫れるのか。普通の人の目線で追ったフォトドキュメント!
―――ノコ(北朝鮮)のクレイジーすぎる最高指導者、金正恩に捧ぐ。彼の存在なくして本書は成立し得なかった。そして、私のガイドさんたちへ。この国を見せて回ってくれてありがとう。
◆目次
はじめに
プロローグ
第1章 平壌到着
第2章 知れば知るほどヘンな国
第3章 高麗ホテル
第4章 ジェームズ・フランコに殺されていたかもしれない
第5章 リアルかもしれないコト
第6章 そして二人だけが残った
第7章 体感シネマ
第8章 「ふつうの人たち」
第9章 英雄たちの高速道路
第10章 美人ドクターは期待外れ
第11章 子供たちはまともだ(キッズ・アー・オールライト)
第12章 人民大学習堂
第13章 緑チームがんばれ
第14章 「はい、チーズ」
第15章 壁にぶち当たった日
第16章 脳をムダづかいしてはいけない
第17章 ベテランさん
第18章 それでも地球は回ってる
第19章 焼きハマグリとホットスパ
第20章 一生の友だち
第21章 運転手
第22章 産婦人科医
第23章 彼らだって人間
エピローグ
著者のおぼえがき 百閒は一見に如かないわけじゃない
「リアルかもしれないコト」リスト
謝辞
■著者略歴
ウェンディ・E・シモンズ(Wendy E.Simmons)
ウェンディ・シモンズは、世界中のすべての国を訪れるまで旅することをやめないだろう。荷造りが大嫌いなのにもかかわらず、これまでに85カ国(自治領や植民地や海外領土も含む)を旅し、その冒険譚をブログ(wendysimmons.com)で公開している。2001年にコンサルティング会社「ヴェンデルー」を創業(現社長)。ニューヨークを拠点とするアイウェアブランドの副社長であり、カメラマンとしても活躍中。マンハッタンでバーを経営したり、キャピトル・ヒルのロビー会社に勤めたり、日本語のフレーズブックを書いたりした経験もある。いまや日本語はさっぱりのウェンディだが、ピッグ・ラテン語はすばらしく流暢。ジョージ・ワシントン大学を主席(サマ・カム・ラウディ)で卒業、ファイ・ベータ・カッパ会員。日々ムエタイの鍛錬を積み、ブルックリンの改装された1800年代の校舎に住んでいる。

ISBN:9784562054268
出版社:原書房
判型:4-6
ページ数:260ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2017年09月
発売日:2017年09月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WTL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:WTR
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1F