紙 二千年の歴史
著:ニコラス・A・バスベインズ
他訳:市中 芳江
他訳:尾形 正弘
紙版
内容紹介
人間にとって「紙」とはなにか。
「書く」「伝える」から「鼻をかむ」「折って遊ぶ」まで――紙の製造法や伝播についてはもちろん、紙幣、戦争、証明と偽造ほか、あらゆる人間の営みという大きな視点で描いた、人間と紙の文化の歴史。
中国雲南省や福井県(越前和紙)他、世界中を取材して書いた労作。
目次
第1章 中国の紙漉き工房
第2章 和紙
第3章 長い旅路
第4章 ぼろ布から巨万の富
第5章 紙幣
第6章 使うたびに捨てる
第7章 銃 戦争 煙草
第8章 証明と偽造
第9章 プリントアウト
第10章 機密書類とリサイクル
第11章 額面の価値
第12章 日記と手紙
第13章 天才たちのスケッチ
第14章 設計図
第15章 折り紙に魅せられて
第16章 紙を漉いて生きる
第17章 岐路に立つ
第18章 9.11――空から紙が舞い降りた日
ISBN:9784562053223
。出版社:原書房
。判型:A5
。ページ数:444ページ
。定価:3900円(本体)
。発行年月日:2016年05月
。発売日:2016年05月27日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TDPJ1。