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マーケティング・コミュニケーション

プリンシプル・ベースの考え方

著:クリス フィル
著:サラ ターンブル
他訳:森 一彦

紙版

内容紹介

本書はマーケティング・コミュニケーションの分野で高い評価を受け続け、第7版にまで版を重ねたMBAの教科書の抄訳で、Part1の、その基本的原理を解説している部分を収録している。

マーケティング・コミュニケーションは、その典型的な例が広告や広報であり、マーケティング活動の中で極めて重要な役割を占めている。近年、インターネットやさまざまなデバイスの普及、また消費者の価値観の変容に伴い、そのありようについても大きな変革が求められている。

本書は、企業・組織戦略やマーケティング戦略、消費者行動という、マーケティング・コミュニケーションの関連領域も踏まえ、その今日的な役割を体系化している。また、さまざまな学術的な知識を援用しながら、さまざまな事例も紹介し実務の知見を加味した、実際的なコミュニケーションへの考察を行い、学識・実務両面のさまざまな知識・知見をまとめたガイドブックともなっている。

さらに本書は、単に理論体系を押し付けようとするのではなく、実務における多様な行動の可能性を、読者自ら考え抜くことで自己発見的に目的を達成できることを目指し編集されており、マーケティング・コミュニケーションの教科書として、また実務家にとっても極めて有用な内容。

目次

第1部 マーケティング・コミュニケーションとは何か
 第1章 マーケティング・コミュニケーションを考える
 第2章 マーケティング・コミュニケーションに対する環境の影響
 第3章 消費者市場とビジネス市場

第2部 コミュニケーション:形式と会話
 第4章 コミュニケーションをとらえるモデル
 第5章 クチコミ
 第6章 採用と普及

第3部 オーディエンス・インサイト:情報処理と消費者行動
 第7章 消費者の情報処理
 第8章 消費者と組織の意思決定
 第9章 消費者理解のその他のアプローチ

第4部 マーケティング・コミュニケーションはどのように機能するのか
 第10章 マーケティング・コミュニケーションを説明する
 第11章 マーケティング・コミュニケーションの解釈(解釈1~3)
 第12章 マーケティング・コミュニケーションの解釈(解釈4~6)

ISBN:9784561642299
出版社:白桃書房
判型:A5
ページ数:256ページ
定価:3200円(本体)
発行年月日:2018年11月
発売日:2018年11月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJS