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日本農業の動き 209

農業と福祉 その連携は何を生み出すか

編:農政ジャーナリストの会

紙版

内容紹介

障害や引きこもりなどで生きづらさをかかえ、社会との接点を探し求める人々が農業生産に携わる「農福連携」の取り組みは、ここ10年ほどで大きな広がりをみせ、社会福祉関係者だけでなく人手不足に悩む農業界からも関心が高まっている。ここ数年は農林水産省や厚生労働省など国の支援も強化され、2018年には本格的な全国団体として「一般社団法人日本農福連携協会」が発足した。実際に農福連携に取り組む農業法人やJAの関係者と専門家4氏に、その意義と現場での工夫を語ってもらった。

目次

「農福連携を巡る動向と課題」
  (一社)JA共済総合研究所 主任研究員 濱田健司
「障がい者雇用から見えてきた農業活性化のヒント ~ユニバーサル農業の可能性~」
  京丸園株式会社 代表取締役 鈴木厚志
「精神障害者の主体的な働き方と持続可能な事業モデル」
  就労継続支援A型「アスタネ」施設長 根本要
「新たな可能性を広げる農と福のWIN-WINな出会い」
  JA松本ハイランド営農部営農企画課 鎌伸吾

著者略歴

編:農政ジャーナリストの会
農業関係の報道・解説・出版に携わるジャーナリストや研究者等、全国約300の会員からなる自主独立の組織。会員の情報交換の場とともに、調査や研究をすることによって国内外の農業情勢や問題点を正しく把握し、公正な報道、評論活動を行なうことをめざす。年に4テーマを選び、専門家等を招いて研究会を開催。

ISBN:9784540200656
出版社:農山漁村文化協会
判型:B6
ページ数:164ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2021年02月
発売日:2021年03月04日